2011年10月10日月曜日

思い出と明日のために


明日は小山実稚恵さんとのコンサートの為に練習があるので、今一度スコアをチェック。
チャイコフスキーの協奏曲もラフマニノフの協奏曲の第二番もグリンカも何回も演奏してきたレパートリーだけど、今一度丁寧にページをめくります。
音楽は聴く人にとっても演奏する人にとっても、聞き返す、読み返すことによってその曲への感情とか、思い出が浮かび上がってくる二次的な体験があります。
私にとってはスコアをめくる作業は、過去に演奏されていた舞台を思い出すことでもあるのです。演奏して居たピアニストのこととか(良く指先を思い出す)、ステージの照明の感じ、お客さんの反応とかめくるページによってはもの凄く鮮明な感覚が蘇ってきます。
さあ、明日の小山さんとの練習が楽しみです!

0 件のコメント:

コメントを投稿