2012年4月18日水曜日

20年まえのこと

あれからもう20年・・・・1992年9月ルーマニア・ブラショフ市のフィルハーモニーがルーマニアの交響楽団として初めて日本を訪れました。1989年の革命から2年、1991年に共産党支配の時代に物質的な支えが何も無く、息も絶え絶えだったルーマニアのオーケストラへの援助キャンペーンを支えてくださったのが、地元・武蔵野市でした(当時は土屋正忠市長)。
このことをキッカケにブラショフ市と武蔵野市との市民レヴェルでの交流が始まり、今でもブラショフからの研修生を武蔵野ブラショフ市民の会が中心になって引き受けたり、日本語教師を毎年派遣したり地道な交流事業が続いています。
日本という国の文化を正確に発信するという意味での、日本語学習の海外での展開は本当にすばらしいと思います。
リーマンショック以降、ルーマニアでは芸術団体にとって別の意味で20年前と変わった厳しさがありますが、この様に息長く市民レヴェルの交流が続いたことに感激しています。
今週はこのルーマニア・ブラショフで交流20年を祝うコンサートです。しばらくこのコラムでは日記代わりにルーマニアの話を書いてみたいと思っています。

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