2011年3月25日金曜日

"Kibou"音楽プロジェクト


 東日本大震災の被災者の皆様、心からお見舞い申し上げます。
 私がコンサート等でなじみの有る土地が被災地としてニュースに上がると心が本当に痛みます。
 この震災の影響によりコンサートの延期が相次いでおり、私が関係しておりました東京ニューシティ管弦楽団の定期演奏会、全日本医家管弦楽団の演奏会等も相次いで延期になり、楽しみにしていた皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
 私自身としては少しは震災の役に立ちたいと思えど、被災地に行って「ボランティア迷惑」になるわけにも行かず、歯がゆい思いをしておりましたが、先週末から海外の仲間達と「Kibou」プロジェクトを始めました。
 先週末ほぼ、2日半で5分間のオーケストラの為の新作、震災犠牲者のためのレクイエム「Kibou」を書き上げ海外の仲間達に演奏をしてもらい、震災支援のキャンペーンを各地で広げて貰う事にしました。
 早くも初演が今日、3月25日 ルーマニア・ブカレストでルーマニア国立放送交響楽団交響楽団、指揮はウィーンで一緒に勉強した仲間、中国人の王進によって行われる事になりました。
 今後各地での演奏が予定され、この曲は一年後を目処に合唱付きのレクイエムへの改作を予定しています。
 海外からも本当に日本の事を心配し、日本の為に何かしようとしている仲間達が沢山いるのです!
 ルーマニア放送交響楽団のヴァイオリニスト、Dana Aparuさんからのメッセージを引用します。
"Today was our first rehearsal with your composition "Kibou". That's a wonderful gesture and a wonderful music. Tomorrow we'll play it in concert. I want to let you know my soul is next to Japanese people and I am honored I can play it. I suffer"



 

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